エー・アイ・キャピタルの仕事
ここでは、インベストメント部門、ミドル部門、コンプライアンス部門について、日々どのような業務を行っているかご紹介します

インベストメント部門
インベストメント部門では、国内・海外を問わず、幅広い投資機会の中から優良ファンドへの厳選投資を継続的に行っていくことを目指しています。投資機会のソーシング、デュー・ディリジェンスから投資後のモニタリングまでを一気通貫で担うことで、ファンド投資全般に関与できることが醍醐味でもあります。
まず投資機会のソーシングとしては、日々面談するファンドマネジャー等から得られた情報を随時チーム内で共有・議論することで、優良ファンドの発掘に役立てています。次にデュー・ディリジェンスでは、平均2-3か月の時間を費やし、二人一組で一つのファンドを多角的に分析していきます。そして投資後のモニタリングにおいては、投資先ファンドから受領するレポートをベースに四半期毎に報告書を作成し、お客様宛てに四半期報告を行っていますが、別途、投資先のファンドマネージャーとのウェブ面談を実施し、より詳細な情報をキャッチしにいくケースもあります。
いずれのフェーズにおいても、自ら情報を掴みに行こうという主体的なスタンスで日々業務に取り組んでいます。
ある日のスケジュール
※当社では時差出勤、在宅勤務の制度を導入しており、社員によって働き方が異なります。
以下では、標準的な出社時の事例をご紹介します。
9:15 |
業務開始 メールチェック、特に海外GPからは数多くのメールが届いていますので、適宜確認・対応していきます。 |
10:00 |
GP面談 海外からPEファンドマネジャーが来日。事前にマネジャーや戦略について下調べをした上で臨みます。 |
12:00 |
ランチ オフィス近くにはレストランやお弁当を買える場所が多々あり、その日の気分で選んでいます。 |
13:00 |
週次のチームミーティング 所属する欧米チームメンバーで集まり、各自が抱えている業務の進捗状況確認や、直近実施したGP面談内容の共有を通じてチームとしてのナレッジ蓄積に努めています。 |
14:00 |
デュー・ディリジェンス業務 今抱えているデュー・ディリジェンス案件について、タッグを組むメンバーと適宜擦り合わせを行いながら分析を進めていきます。 |
15:00 |
レファレンスコール デュー・ディリジェンスの一環として海外のLP投資家へレファレンスコールを実施。外部の視点を取り入れながら多角的に投資ファンドの調査を行います。 |
16:00 |
各種対応 日々お客様より頂く各種照会の対応やお客様宛て報告資料等の作成、マーケット調査等を行います。 |
17:30 |
業務終了 必要に応じて残業が発生することもあります。 |

ミドル部門
ミドル部門では、様々な投資ストラクチャーを通じて投資したファンドの投資後の管理と投資ビークルのアドミニストレーション業務を行っています。投資先ファンドから受領するレポートやキャピタルコール/分配通知の管理やシステムへの入力、キャッシュフロー管理、計数系レポートや決算書等のお客様宛て各種報告資料の作成などがメインの業務になります。
ミドル部門が担っているファンドの管理業務においては日々の確実なオペレーション遂行が求められます。定型業務もある一方で、少しでも異変があった際には、それに気づき適切なアクションを起こす必要もあります。業務を適切に行っていくためには、業務の知識や経験だけではなく、チームメンバーや部署を超えた綿密なコミュニケーションと連携が重要です。そのため、常に「気づき」と「コミュニケーション」を軸に日々業務に取り組んでいます。
ある日のスケジュール
※当社では時差出勤、在宅勤務の制度を導入しており、社員によって働き方が異なります。
以下では、標準的な出社時の事例をご紹介します。
9:15 |
業務開始 メールチェック、当日処理が必要な業務が無いか確認します。 |
10:00 |
当日処理期限の業務 午前中は主に、当日中にお客様や信託銀行宛てに連絡・処理が必要な業務を行います。 |
12:00 |
ランチ オフィス近くのレストラン、または自席にてランチです。 |
13:00 |
翌日以降期限の業務 対応期限が翌日以降の業務については急ぎの処理を終えた午後に取り組むことが多いです。 |
14:00 |
週次の部内ミーティング 各担当業務における1週間の進捗状況の確認や、その他共有事項の確認を行います。 |
15:00 |
各種データのシステム入力業務 投資先ファンドから受領するレポートから必要なデータをシステムに入力します。 |
16:00 |
各種報告資料等の作成・準備 各種報告資料の作成や、時価照合作業等を期限に応じて取り組みます。 |
17:30 |
業務終了 必要に応じて残業が発生することもあります。 |

コンプライアンス部門
コンプライアンス部門では、当社のビジネスが法令上の要件に則って適切に行われているかを管理する業務を行っています。ファンドビジネスは、金融当局の厳しい規制要件をクリアする必要があり、それらを当社の規模やビジネスの性質に適した形で社内ルールに落とし込み、それらのアップデートや遵守状況をモニタリングすることが基幹業務になります。
当部では、社内の各部門、外部弁護士、親会社、規制当局など、部門や組織の枠を超えた横断的なコミュニケーションが求められ、その業務範囲も、投資案件のみならず、内部監査、社内規程の管理、研修実施、当局へのレポーティングなど多岐にわたります。会社の牽制機能としての役割を備えつつも、「どこのポイントを押さえれば案件を前に進められるか」というポジティブなマインドセットで業務に取り組んでいます。
ある日のスケジュール
※当社では時差出勤、在宅勤務の制度を導入しており、社員によって働き方が異なります。
以下では、標準的な出社時の事例をご紹介します。
9:15 |
業務開始 前日までのメールチェック、当日のスケジュール確認を行います。 |
10:00 |
週次の部内ミーティング 過去1週間に発生した業務の進捗確認、今後1週間の業務の見通しについて情報共有をします。 |
12:00 |
ランチ 日によりますが、昼食は東京駅近くのレストラン、またはデスクランチです。 |
13:30 |
投資案件のコンプライアンスチェック 昨今の厳格なマネー・ローンダリング規制に基づき、お客様のKYC(本人確認)対応を行います。 |
14:00 |
自主規制機関向けの報告書作成 定期的に加入協会へ報告している当社の運用状況を取りまとめます。 |
15:30 |
社内規程改定作業 法令改正、および業務効率化を反映した社内規程の改定作業を実施します。 |
17:30 |
業務終了 必要に応じて残業が発生することもあります。 |